散骨とは、火葬した故人様のお骨を散らす葬儀の方法の一つです。お墓へは納骨はせずに海や山などに散骨を行う式です。
別名、海洋葬や自然葬などとも呼ばれています。
メリット
従来お骨は亡くなられた故人の火葬を終えお墓に入り、ご遺族の方々が継承をしてゆく形でしたが、近年では核家族の増加などがありお墓の継承をしてゆくことが難しなっている現状が多々ございます。
この「散骨」ではお墓にお骨は入れずに儀式を行う為、お墓を持たずに供養することが出来るというメリットがございます。
デメリット
海や山に散骨を通常行いますがどこにでも散骨出来るというわけではありません。
海への散骨の場合、船で海へ出て散骨を行いますのでその日の気候によっては中止させて頂く場合もございます。
料金
追加料金は一切かかりません
チャータープラン・・・165,000円(税込)
(全ての作業、工程を含みます)
詳しくはページ下に記載しています
【自然への回帰】
自然への回帰とは、お遺灰を海へ埋葬することで、従来の納骨あるいは分骨の一つの方法です。葬儀・告別式を施行後、故人の意思やご遺族のご希望により、仏教の伝来とともに日本古来より行われている埋葬方法を今日に再現したものです。
火葬後、お遺骨を細かく砕き粉末にして、お遺灰を海に還します。人間は太古、海より生まれたことから死後、自然に帰りたい
と願うのは、自然の摂理に適うことです。散骨はインドを初めとして、アジア一帯に広がっており、アメリカでは急速に普及し、ヨーロッパでは芝生の上や特定地域で行われております。
但し、山、林など、地上に関しましては、正当な理由も無くみだりに散骨することは、所有権を侵害したことになり違法となりますが、承諾を得た土地、または公共の散灰用地に遺灰を撒く場合は、法に触れません。
そこで自然への散骨は当面海とし、公的な地上の場所が認められれば、対象場所に含めます。
新たなる旅立ち散骨とは死者を弔うことを目的として、葬送の祭祀の一環として、社会的風習や宗教的感情を害さないよう、社会的秩序を乱すことなく節度をもって行います。執行に当たっては、関係書類と申込み書【執行同意書】を提出して頂きます。尚、ご遺骨の一部を基地などへ埋葬、一部は海へ散骨することもできます。
●お遺灰【分骨して散骨も可能】
ご遺灰の粉末化は最大5mm以下とします。原則として当社が真心を込めて行いますが、ご遺族あるいはご遺族の同意を得た方がされても結構です。お遺灰は水溶性の紙、環境破壊にならない溶ける包み物で海へ還します。
※原則としてお遺灰は風で飛ばされてしまうのでそのままでは撒きません。
●時期
通常、葬儀を済ませてから、当社と施主との相談の上、決定致します。但し、安全確保のため、設定した日時が天候状況により順延になることがあります。
●場所
相模湾・東京湾を予定しています。漁場、釣り場、海上交通の要所は避け、原則として陸地から約5km以上離れた場所とし、その到達手段は船とします。
※状況により当社にて指定させて頂きます。
●衣装・服装
地域の方への配慮として平服でお越しください。
●料金設定
弊社では、地域の皆様のご希望にお答えして、格安な料金設定をしました。料金はすべての行程を含んだ料金ですので追加費用は一切かかりません。安心してお任せ下さい。
①お問い合わせ
※ご質問等がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
②プラン・希望日の決定
③お申込み(ご予約)
申込書(依頼書)に記入して頂きます。出航日時等のお打ち合わせを致します。
※散骨予定日より15日前迄にご予約下さい。
④ご遺骨の受け渡し・お支払い
※散骨予定日の約1週間前までにご遺骨をお持ち込又は郵送してください。
※弊社よりお預かりに伺う事も可能ですのでご相談下さい。
※ご郵送時のお支払いは金融機関への振込にてお願い致します。
⑤ご遺骨の粉末化
⑥実施(散骨当日)
出航確認の連絡 出航 ご乗船 注意事項説明 出航 散骨・献花・献酒 散骨地を船で旋回しお見送り 帰港・解散
※出航から帰港までの所要時間は約1時間を予定しております。
※天候により延期させて頂く事がございますのでご了承ください。
⑦散骨証明書の発行
後日、散骨時の様子を撮影した写真と弊社発行の散骨証明書をご依頼者様までお送り致します。
※代行散骨プランの場合は⑥の行程を弊社スタッフが行います。
【平塚市在住 Mさん 女性】
私は故人が無くなった後、継承者が自分以外におらずお墓を継承していくことが難しいと考えておりました。そこでご相談させて頂いたところ散骨という儀式をご提案頂きご依頼致しました。これで安心できます。生前、故人も海が大好きな人でしたので故人もきっと喜んでくれているかと思うと非常に今回はご依頼をして良かったと思っています。